あいなきまなこにいきるかちなし

昨日の記事で珍しく普通の文章にコメントをいただいたので、ちょっと嬉しくなって、調子に乗って、詳しく書こうかなと思います。
まぁお笑い好きなんで例として挙げて話してみますけど、お笑いブームになっていろんな人がお笑いに触れる機会が増えてきまして、いろんな人がお笑いの話をするようになりまして。で、インターネットで誰彼問わず、芸人論を書くようになってる時代ですよね。現に僕みたいなしょーもない人間も偉そうに思った事を好きに書けるワケで。その中で僕が読んでて悲しくなるのが「結果の否定のみ」の文章なんですね。「あれは止めた方がいい」「もううんざり」みたいな。僕は結果を否定する事が悪いとは思わないんです。ただ、「止めた方がいい」って言うのなら、その打開策も同時に提出すべきだろうと。産みの苦しみってのは相当なもんなんですよ。様々な経験を踏んで真剣に考えて考え抜いたあげくにやっと辿り着いた場所を、何の苦労もしてない人間が軽い気持ちで汚すのはどうなんだと。少しは苦労すべきだろうと。レベルは違えど、何かを生み出す事ってのは相当な労力の要る事なハズです。
別にコレはお笑いだけに限った事では無くて、ただ否定する事ってのは単なるストレス解消にしかならないんですよね。行き止まりになっちゃう。実に愛の無い行為だと思うんですよ。マザー=テレサの言葉に「愛情の反対は無関心である」て言葉があるんですけど、コレは逆に捉えれば「関心のある事には愛情を持て」って事ですよね。何かを批評する為には、まず根底に愛が無いといけないと思うんです。愛の無い分野を批評する事ほど愚かな事は無いって話です。
事実、僕も愛の無い事をしちゃって反省する事があるので、ちゃんと意識する為にも昨日の文章を書いてみた次第です。