なつまつれ

何だか、夏祭りに関しての妄想が流行っているようなので、私が現実を教えつつ、夏祭りにて、女子純真たれ!と説こうと思います。
まず、四国の人口1万ちょいの田舎出身の僕から言わせると、田舎の祭りに人が居ないなんてのはありえない!田舎なら田舎な程、祭りというモノはカップルの為でなく、中学生からタバコを吸うような、人間やめりゃいいんじゃねぇか、っていうヤンキーの為にあるのです。田舎の夏祭りともあれば、この街にはこんなにアホ不良がおったんかいなlike春先の石をどけた時にいるダンゴムシ。そして祭りの帰りには、基本カラーがムラサキという何とも言えぬダサ車がそこらじゅうに居るので、純情カップルは逆にノンデートが望まれます。ヘタすっとからまれます。
で、さらにですが、夏祭りで甚平着るようなヤツはオプションとして必ず金のネックレス+それはもはや「日焦げ」だろ!のツッコミが良く似合う肌のチャラい男です。調子ノリも甚だしい野郎です。情緒もへったくれも無いのです!

さて、文句を言うだけじゃ何なので夏祭りにて女子はどうあるべきか、という本題に参りましょう。
・祭りは基本的に同性で行くべし。
男と女で、微妙に祭りに対するツボの違いがあるはずです。その辺を互いに尊重できてこそでございます。むしろ、ダブルでーとなどに祭りを選ぶのなら相当なナイスセンス。ある程度遊んで、別れて花火を見るなんていいじゃございませんか。
・祭りだから、と意識しすぎぬこと。
バッチリゆかたで髪を上げて決めてくるのがいい、と思われているかもしれませんが、それでは計算が過ぎます。執拗にオシャレでしょ?セクシーでしょ?感を出すのはむしろ下品です。うなじが色気をかもし出すのは、さり気ないからです。チラリズムです。見えそで見えない、微妙な感じにしておきましょう。まぁ、ジャージで来られても困るので、夏らしい、爽やかな格好を心がけましょう。
花火は黙って見るべし。
純情男子たるもの、好きなあの子の顔はなかなか直視できぬもの。花火は絶好のチャンスなのです。祭りのにぎわいから少し離れた場所で2人ならんで見ましょう。その際には極力独り言レベルに押さえましょう。この時間は会話は必要ありません。花火が上がる度にうっすらと照らされる彼女の横顔・・・。何という風情でしょうか。もし、ここで「うっわーぁーぁ!!見て見て見て見て見て!きっれぇぇぇぇぇ!!!」などと話しかけては台無しです。感動は内側からじんわり醸し出しましょう。
D.T.心を持ち合わせている男子は基本的に女性に品を求めます。是非とも上品に祭りをエンジョイしてください。